Python ... ワーニング出力抑止
Pythonでワーニングが出力される場合がある。
次期バージョンで関数の使用方法が変更となったり、廃止する場合など。
チームや組織ではそういった警告は出すべきものだと考えているが、
個人でコーディングしたものであれば無視しておく、というのも1つの手だと考える。
そういった場合には以下のような内容でワーニングを出力しないようにすることができる。
warnings.simplefilter('ignore', FutureWarning)
解説としては、
関数の説明は以下引用してください。
第1引数の"action"「警告フィルタ」で'ignore'を指定していますが、これにより、「一致した警告を出力しない」ということを実現しています。
第2引数の"category"「警告カテゴリクラス」で'FutureWarning'を指定しており、「非推奨の機能についての警告の基底カテゴリ」について'ignore'することとしています。
warnings.simplefilter(action, category=Warning, lineno=0, append=False)
単純なエントリを警告フィルタ仕様 のリストに挿入します。
引数の意味は filterwarnings() と同じですが、この関数により挿入されるフィルタはカテゴリと行番号が一致していればすべてのモジュールのすべてのメッセージに合致しますので、正規表現は必要ありません。