文系男子が日和るIT開発~IT知識なしで飛び込んだIT企業

文系男子だからIT企業に就職するなんて考えてもみませんでしたが、日和ながら日々くらいついています。

思い出は美化される。けど、美化された思い出以上に美しかった角島大橋。今年行ってよかった、角島へ。

昔の記憶を掘り返して訪れた場所が、思い出以上に良いところだったので、

トピック「今年見に行ってよかったもの」に便乗してご紹介します。

 

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 角島

ご存じ角島

山口県北西部にあるこの島は本州から約2km離れている島なのだが、車やバイクで箸を渡っていくことができることで有名。
いや、有名なのは、角島そのものの存在でなく、この角島大橋のほうか。

透明度の高い青い穏やかで美しい海を見渡しながら、ドライブできることに大きな魅力を感じる。
その景観たるやレクサスなどの自動車のCMにも度々使われていることからも素晴らしいことであることが良くわかる。

実は筆者、ここに来るのは2015年目で2回目。
1回目は2002年頃。

学生時代

当時貧乏大学生だった筆者の土日祝日はバイト三昧で、週5日程度勤務していた。
その休みのうち1泊2日を有効活用し、ここを訪れた。
当然、ここに訪れるまでは無料の下道(高速代の捻出はできず!)だったので、休日の多くは移動時間として使ってしまうこととなったが、それは覚悟の上だった。

滞在時間は約4時間。

 移動や睡眠不足で疲労感満載の22歳が見た角島の海は圧巻の美しさだったことを、今でもよく覚えている。
普段は瀬戸内海を見て生活しているが、太平洋・日本海にも訪れたことはあった。
海はとても青く澄んでいた海は観て感動を覚えたこともある。

だが、ここはそれらよりも綺麗だった。

さらに、何よりも、車で海の上を渡れる、という日本唯一の付加価値(2002年当時)が、ドライブ好きの僕の心に突き刺さった。
あまり有名でなかったこの場所を独占した優越感も多少なりともあった。

それから十数年。

後にTVCMや映画で使われたこの風景を見て、思い出が美化されていく。
近年ではInstagramの普及もあり、さらに認知度は増していく。

徐々に角島の名前が売れていくことに、少し嫉妬を覚えつつも、
角島の画像や映像を見るたびに、

観たい!

そういく思いが満ちていった。
思い出の中のあの時の景観を、リアルな環境で観たいと思った。

その思い出が募って、今年2015年に、約13年ぶりに訪れた。
本当はもっと早くに来たかったが、転職や激務、2児の育児などもあり、我慢していた。我慢すればするほど、行きたくなり、ここに来た。

過去の思い出は、脳内で静かに美化されていくものなので、ここに来るときには、それが少々怖かった。
思い出補正が入り、想像以上にきれいだと思い込んでいる自分がいないか、それが怖かった。

 

が、それは杞憂だった。

思い出以上にきれいだった、この角島大橋と、海。

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本州側から眺める角島と橋と海。

角島大橋から眺める本州と橋と海。

どこから見てもきれいでした。

本当にこの一言に尽きる。

子どもらと一緒に観れて良かったと心底感じたこの景色は、子供らが親になってもどうにか守り続けてほしいと、そう思った。

訪れてよかった。

今回の唯一の心残りは、皆さんのようなキレイな写真が撮れなかったことだけ。
でも、今回観た景色もきっとまた10年後、20年後も美しいままで心に残り続けるはずと信じてます。