岡山市内の本屋の特徴と使い分け(1)
岡山市内の本屋について、各店舗の特徴を挙げてみたので、
「こんな時どの本屋がいい?」と迷った時の使い分けの
参考にしてみてください。
啓文社
岡山市下中野にある大型書店。
この記事に書く書店の中では新しいほう。
★最も大きな特徴は、夜24時まで開いていること。
気になった本があれば、残業で遅くなった仕事帰りにでも立ち寄れる点が、大きな魅力。
個人的には、社内でライバル関係のあいつが読んでた本や、上司が新しく読んでる本を見つけたら、その日の業務終了後に啓文社に猛然とダッシュする!
こんな時は非常に助かる。
但し、お手洗いがベスト電器内部にあるため、ベスト電器閉店後はトイレに行くことが出来なくなる。なので、業務終了後に自社で必ずトイレに立ち寄ってから啓文社へ向かうことをお勧めする。
なんたって24時まで開店しているから焦らなくたって大丈夫!
その他の特徴としては
■駐車場が無料で、立駐もあること。
ベスト電器が営業中であれば、立体駐車場にも停めることができるため雨の日や暑い日などでも、屋外駐車を避けることができるのは、子どもを持つ家庭にとってはありがあいこと。
さらに駐車スペースも広く、乗降時、隣の車のドアをさほど気にする必要はあまりないが、ドアパンチを気にするのであれば、屋外の平面駐車場よりも立体駐車場がおすすめ。
屋外の平面駐車場に駐車する方々は、焦っていたり急いでいたり横着したりする方が多い傾向にあるため、車に傷がつくリスクは立駐よりも高いと踏んでいる。
■お子様向けの本の品揃えが豊富。
お子様向けの本売り場が独立して、店舗の奥のほうに存在することが特徴。
ランキングや年齢別のオススメもわかりやすく、
「どんな本を選べばいいかわからない」
という方にとってはありがたいサービス。
また、マットスペースがあるため、靴を脱いで読み聞かせをしてあげられる点もよい。
但し、スペースは広くないので、若干小声にする必要はあるが、本に囲まれた中での読み聞かせは集中力が増す感じがして良い。
■IT系の本も多い。
丸善や宮脇書店もなかなか多いが、数年前、本棚の場所が増えたことで、他店に水をあけたように感じる。
イメージとしては、IT系の啓文社と宮脇書店に対し、理工系・医療系の丸善、紀伊国屋という感じか。
1点啓文社に注文を付けるとすれば、大きな問題ではないが、IT関連の資格の本棚では、一部表紙を見せて陳列している棚もあるが、資格の本に関してはそんな小技は不要なので、種類を増やしてほしい。
また、IT系以外の資格の本が少ないように感じた。(宮脇書店のほうが上)
フタバ図書 MEGA岡山青江店
★ここの一番の特徴は、『Book & Cafe』
購入前の本をタリーズに持ち込み、飲食しながら読めること。
これは個人的に一番の評価を与えたい。
読みたい本はたくさんあるが、選ばないと決められない人や、
購入していない状態での立ち読みは気が引ける人、
長時間立ち読みすると首や眼が疲れる人、
立ち読みでは落ち着いて本を選べない人、
ただ単に立ち読みで時間を潰したい人、などなど。
おおぜいの人達が、本選びでも様々な悩みを色々抱えている(に違いない)が、それを解決してくれる、この『Book & Cafe』。
大変魅力あるサービスだ。
『Book & Cafe』にも短所はある。
ほんの一杯のコーヒーで粘り、何冊も本を買わずに読み続ける輩がいたり、
雨の降る休日や暑い日、寒い日には満席になり、回転率が非常に悪かったりすることだ。
品揃えは、専門書は少なく、お子様向けの本も少ない点は短所。
一方で、割合的に、トラベル関連の本やコミック関連の本は、相対的に充実しているように受け取れた。
よく言えば、狭く深くではなく、浅く広い品揃えで、老若男女訪れやすい店舗構造となっていて、そこに多様な本の陳列がなされているような設計だ。
その他の短所は、
駐車場の設置環境と、店舗環境。
駐車場は、道路を挟んだところにも広めの駐車場があるが、
ちょくちょく往来のある道路を渡る必要があり、
お子様連れの方などは横断時に注意が必要となる。
安全確認はしっかりと!
店舗環境は、本屋以外の機能が賑やかで、節操がない雰囲気が個人的には馴染めないこと。
大人の雰囲気を醸し出して優雅に読書、とはならない雰囲気。